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【2010年04月】

2010年04月01日

 

鶴岡八幡宮の大銀杏が根こそぎたおれてしまった。去る3月9日夜から10日早朝にかけておそった強風のためらしい。樹齢800-1000年くらい。高さ約30メートル周囲6.8メートル。鎌倉幕府三代将軍源実朝がこの木にかくれていた公曉に暗殺されたという伝説あり。

私は毎年二回墓参の帰りに必ずと言ってよいくらい立ち寄って、太いしめ縄を回したこの大木を仰いでいた。特に秋の澄んだ青空の下に輝く黄金色の大木と八幡宮の朱色の建物とのコントラストはみごとなものであった。「倒木更新」は私の大好きな言葉であるが、なぜかこの大銀杏の無残なすがたには心がいたむ。人間いくつになっても生きることに固執していることのあらわれなのか。この事件をめぐって「木は人生と重なる」とか、「地中というより遠い過去の時間へ根を届かせている木」などの言葉が聞かれた。なるほどあの大銀杏も私が墓参に行きはじめてからの30有余年の人生と重なっているのだ。(わが東京女子大のキャンパス内でもおなじときに大木がたおれたよし)

この時期近くの井の頭公園ではしばしばチェーンソーの耳障りな音が響き渡っている。そして二時間ほど前まではすっくとたっていた木が、痛々しい切り口をさらして横倒しになっていることもしばしばである。今の世の中、この文明の利器のおかげで樹齢何十年もの木が簡単に切り倒されてしまう。木々は建材や紙パルプになって、我々の生活を豊かにしているが、やはりどこかおかしいと思う。できるなら、公園の木を切るあのチェーンソーの音は聞きたくないし、白日のもとにさらされた大銀杏の、メラメラと燃え上がる炎のような白い根を見るのはショックである。鎌倉市では今後大銀杏の奇跡を祈って手厚い看護がなされるそうである。
(参考;幸田文「木」。朝日新聞朝刊3月10日、14日)


                                      同窓会会長 一柳やすか

・・・大学キャンパスは春たけなわ!・・・

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紫大根も、こぶしも、武蔵野の野菫も咲きました。

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オープンスペースの桜は3分咲きです。

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2月「72年館だよりー私の名前は裕子」に
沢山のお便りを頂き、有り難うございました。
3月9日突然降り始めた雪に、裕子ちゃんは
寒そうです。
次回には桜の花と共に、暖かそうな写真をお届
けする事ができると思います。

 

 


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