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新しい年を迎えて

2012年01月10日

明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 

皆様お一人お一人、どのような思いで除夜の鐘をお聴きになりましたでしょうか。

昨年2月5日は、吉野直子さんのハープを心静かに聴くことのできた私にとっては至福の日でした。けれども当日朝の小さな揺れはその後の相次ぐ災害の不吉な予兆であったかのごとく、まもなく起こったニュージランドの痛ましい大震災を皮切りとして何といろいろなことが私たちを襲ったことでしょう。私などはそのたびごとにショックを受け、右往左往しながら気が付いたら年末になっていたという感じです。そして新しい年はこれまでの重荷の大きさをからだ全体で実感せねばならないのかなと、つい悲観的になってしまいます(もちろん明るい出来事もありました。なでしこジャパンの快挙。澄み切った冬の夜空に静かに繰り広げられた皆既月食のドラマ。また身近な幼い新しい命の誕生など)。          

ところで、東京女子大学の恒例の「メサイア」公演では、最後に讃美歌261番の「もろびとこぞりて」を全会衆で歌う習わしがあります(今回は耐震工事の関係で公演が杉並公会堂で行われたためか、残念ながら割愛)。この261番は救世主誕生を祝うクリスマスに特にふさわしい歌だと思います。「もろびとこぞりて迎えまつれ―――久しく待ちにし主は来ませり。――この世の闇路を照らしたもう、たえなる光の主は来ませり――」。ヘンデルの明るく力強いメロデイに乗せて歌われるこの賛美の歌は、ともすれば挫けそうになる人々を励ましてくれるのではないでしょうか。改めてこの機会に強く思います。                一柳やすか 


 

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