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卒業後50年の会を開催して

2014年05月01日

 

 1964年の卒業生を、まさに桜が満開の4月5日(土)キャンパスにお招きしました。

東海道新幹線開通、東京オリンピック開催と印象深い年にご卒業で、その後の日本は目を見張る変化をいたしました。

 正門をくぐった皆様は50年前と変わらない本館・東校舎・西校舎・チャペル・講堂を感慨深げに眺めながら、友人と連れ立って会場に向かわれました。

 チャペルでの礼拝において四国松山から来られたMさんの感話が心に染み入りました。

 「54年前、入学後間もなく出会った本学の先輩でもある女性教師たちの姿に感銘を受けました。凛として立ち、学問には厳しく、また謙虚で、若い学生の意見にも真摯に耳を傾けてくださいました。何よりも、ある信念を持っておられました。それは、先生方を支えている大きな存在によるものであることを間もなく知りました。」と話され、女子大で出会った教職員の方々によって生涯のよりどころが与えられたとのことです。

 Mさんは、今思うこととして次のように述べられました。

「ここまで年齢を重ねてきたからこそ言える言葉があって、70代には70代のことばがあると思うようになりました。『人生に苦しいことは多い。しかし、懸命に生きた結果、生涯の最後に、苦しみの中にも意味を見い出し、生きてきてよかったと思えるのではないか』と考えるようになっています。」

 最後に≪最上のわざ≫という詩を読まれ、「何もできなくなっても、手を合わせ他人のために祈ることができる。神の恵みが訪れるようにと祈ることができる。この最上のわざに励む者でありたい」と締めくくられ、多くの参加者が共感して頷いておられました。

 1970年卒業で、若々しく溌剌とされた小野祥子新学長は就任5日目でしたが、Mさんの述べられた女性教師達の精神を受け継がれた素晴らしい学長です。現在の大学の状況などを楽しくお話し下さり、4年後の大学創立100周年に向けてお力をお貸しくださいとのことでした。

 キャンパスの桜を愛でながら旧交を温め、お話に花を咲かせておられる160名を超える参加者は皆生き生きとしておられました。あと2年で卒業後50年を迎える私はよき先輩を見習い、一層の精進をしなくてはと自分に言い聞かせました。副会長になり3年が経ちましたが、わが人生の中でこれほど大学のこと同窓会のことに心を砕いたことはありません。充実した毎日を送れて幸せです。                    

                     副会長  飯山良子


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