ホーム >同窓会について > 72年館だより過去一覧 >横浜支部学長懇話会

横浜支部学長懇話会

2014年07月31日

 

7月3日(木)に小野祥子新学長をお迎えした初めての学長懇話会が、同窓会と横浜支部の共催でメルパルク横浜にて開催されました。この報告は横浜支部による当ホームページの「支部活動」をご覧いただくことにして、私は同じテーブルで話が盛り上がり、真剣に話し合ったことを紹介します。

懇親会では1944年から57年卒8人の大先輩とご一緒でした。戦争中に在学していた方からは勤労動員で学外や学内の工場で働いたことや爆撃の音によく驚かされたが、それは中島飛行機の工場が近かったからではないかということ、また戦争の終わり頃には本館やチャペルが黒く塗られたことなど、大変な時代のことを伺いました。

1948,49年卒の方々は、クラスが結束してがんばったプレイデイの仮装行列の様子を喜々と話されました。顔を黒く塗り、シーツをまとって原始人になったクラスのこと、ジャンヌダルクをとりあげたクラスのことなど。また、私より20年先輩の方と私は、双方ともドイツ語を村田豊文先生に教えていただいたことに驚き、さらにその方が先生のベルリンなまりのドイツ語を上手にまねをされたので大笑いしました。

1956年卒の方は10数年間シルバーセンターで英語を教えていらして、今はご自分が年長者になってしまったが、教え方を工夫していて、生徒も熱心でとても楽しいと話されました。

 

72-20140731.jpg


ティールームでの2次会にも大勢の方が参加しました。私の介護福祉士養成の経歴を知った1990年代卒の方から、ご両親の介護と自分の仕事について意見を求められましたので、次のように話しました。介護保険制度を活用し、仕事は続ける努力をして欲しい。介護のために仕事を辞めた場合、介護できる人が在宅であるために受けられるサービスが減ること。自分自身の生活がなくなる欲求不満によって良い介護とならない場合があること。その後、再就職したいと思っても、今までより条件が悪くなるなど求職活動の難しさも伝えました。

多くの同窓生が介護をする側、または受ける側になっています。介護を家族の犠牲に頼らないで、社会で支える仕組みにしようと介護保険制度が始まり15年になります。介護福祉士養成校では「科学的な知識をもち、介護を受ける方を中心に考えて行動できる人」を懸命に育てています。私も熱く教えました。理想を抱いて就職した人たちは、厳しい労働条件の下、その介護施設の長年の仕事の仕方が理想と違い戸惑うことも多いのですが、よき介護者の核になると信じています。介護をする側も受ける側も自分らしさが尊重される世の中になって欲しいと願います。

 

横浜支部の活発な活動とよい出会いに感謝しながら、帰路につきました。

                              同窓会会長 山田純子

▲ ページの先頭へ戻る