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ヒューズホール教養講座

2014年08月30日

 

昨年に続き、今年も「大学創立100周年に向けた事業」として第2代学長安井てつ先生ゆかりの英国ケンブリッジ大学ヒューズホールでの研修旅行を実施しました(7月27日から8月5日)。参加者は18人で、そのうち昨年も参加したリピーターが10人でした。研修日程は次の通りです。

1から5日目  午前:授業 午後:自由

(2日目はサラ・スクワイア学長と高野ロンドン支部長、会報58号の「道」に執筆された森嶋さんがご一緒に昼食と校内見学をしました。)

6日目  シェークスピアの生地とブレナム宮殿の見学(観光バスにて)

7日目  全日自由行動(ロンドン観光、ケンブリッジ散策等)

気温20度前後の快適な気候と一人部屋の寮生活を満喫しました。

 

授業は英語による自己紹介でスタート。主な講義は「ヒューズホールの歴史と安井てつ学長の関係」、「英国の文学(特にシェークスピア)」、「フェミニズム」、「英国と米国・日本の文化の比較」でした。授業の多くは元シェークスピア劇俳優のピーター先生が担当しました。朗々とした声とわかりやすい講義は大好評でした。さらに先生の生き方にも魅かれました。結婚して子どもが誕生した時、安定した収入のある妻が仕事を続け、先生は育児を引き受けてパートタイムで働くことを選択。6歳と4歳の子どもの育児と、時間は少なくなったが研究・教育をする生活に満足していると話されました。さらりと話す先生の様子から、日本の掛け声ばかりの男女共同参画の実態とは大分違うと思いました。

最終日は全員が自由テーマで発表。学んだばかりのシェークスピア風の韻をふんだ自作の文の朗読やピーター先生も関心を持っている俳句の話など、豊かな内容でした。

 

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自由時間は2人のPA(プログラム・アシスタント、日本人とパキスタン人)の案内によるケンブリッジ市内・近郊、ロンドンの観光を存分に楽しみました。日本人PAの日本語でのサポートは、皆に安心感を与えました。

印象深かったのは、パキスタン人PAの案内でモスクの礼拝に同席したこと。そして他のカレッジの庭でのシェークスピア劇の公演と、植物園での音楽会での情景です。広い芝生に敷物を敷いて座ったり、椅子に腰かけたりして、ピクニック気分で飲み食いしながら、夏の夜長を家族・友人・恋人とともにゆったりと楽しんでいました。

6日目のバス旅行の後に、教室を借りてお別れ会をしました。前日、急に開催を決めたのに、メインの豚汁に、PA差し入れのご飯とカレー、手分けして準備したたくさんのおいしいものが並び、その手際の良さとチームワークに感激しました。参加者の無事と、支えてくださった方々への感謝をこめて乾杯しました。参加者の旺盛な好奇心と疲れ知らずの体力に脱帽の10日間でした。

同窓会会長 山田純子



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