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園遊会

2013年05月30日

 

恒例の園遊会を4月29日に、緑美しいキャンパスで開催しました。前後の日が荒れていたので、当日の穏やかな青空には大感謝です。

大学がキャンパスの開放をしてくださったこと、大勢の同窓生ボランティアと学生が協力してくだったことに感謝申し上げます。また、来場の有無にかかわらず多くの同窓生が園遊会費を納入してくださり、ありがとうございました。

およそ2500名の来場者がありました。40組近いクラス会が開かれたこと、同窓生の家族や近隣に住む方々も来場されたことも嬉しく思います。

最初のプログラムはチャペルでの礼拝、氏家純一大学理事長と眞田雅子学長のご挨拶、中内潔先生によるパイプオルガンの演奏です。東京女子大らしさを感じるひとときでした。

私は礼拝の奨励をしました。聖句はコリント信徒への手紙一12:20-23、題は「私もOK、あなたもOK」です。神様は私たち一人一人にOKと言ってくださっている。人種、能力、身分、財産、外観にも依らず、他の人との比較でもない。このことは、差別のない社会、平和な世界をつくる鍵であり、身近な家庭、職場、地域での交わりを深く、豊かにする鍵です。同窓会の活動の「根っこ」であり大切にしたい。送迎込みの集まりをする支部や、参加を楽しむ高齢の同窓生の姿にI am OK, You are OKを見ます、と話しました。祈りの中で5年後の大学創立100周年に向けた同窓会の活動への見守りと導きをお願いしました。

いくつか感想を書きます。croSS広場には、美味しい飲食の模擬店が並び、ゆったりと食事をし、くつろぐ人たちがいました。その広場で2時から30分間、楽しい音楽にのったスクエアダンスの花が咲きました。同窓生を含む20数人のメンバーが、男性は恰好良い上下を、女性はとても愛くるしい衣装を着て8人が1組になり、英語の指示に従って、回り、ステップし、手を取っていました。「見るより踊る方が何倍も楽しい」と踊りに参加した人の感想に触発され、スクエアダンスを「将来やりたいことリスト」に加えたいと思っています。

バザー会場は、40以上の出店で、売りこみの声が響き、大勢のお客さんが見たり、買ったりとても賑やかでした。「日本聾話学校(本学創立に貢献したA.K.ライシャワー氏が夫妻で創立)親の会」、「アイメイト協会(盲導犬育成)後援会」、「ぱれっと(知的障害者支援)」など私の前職と関係のある障害者支援のお店が懐かしく、おしゃべりし、買い物をしました。震災被災地の岩手県宮古市田老のおばちゃん達が着物地で作る小物販売のお店とは感動的な出会いをしました。去年、私がぞうり型の小物入れを沢山買ったと話したら、「外国の友だちにプレゼントするって、嬉しかったですよ」と覚えていてくださったのです。数日前のNHK「あさイチ」で田老のこの活動の紹介があり、その話でも盛り上がりました。これからも被災地のことを忘れずに応援したいと思います。

映画「ふみ子の海」(韓国語字幕付き)を見ました。全盲の同窓生粟津キヨさん(45高)の少女時代がモデルです。「桜の花」は舌で味わい、「海」は貝を耳に当てて聞く主人公の鋭い感性と旺盛な好奇心に心を打たれた分だけ、現実の厳しさに悲しくなりました。戦前の日本の女性、特に障害のある女性への差別の実際を映像で見るのは、心が痛むことです。映画は念願の盲学校入学までで、東京女子大入学とその後の活躍はエンディングの映像で示されます。今回は時間の都合でつらい部分だけの鑑賞になりましたが、機会があったら希望のある終わりまで見たいと思います。

プログラムとしてはその他に音楽の演奏、キャンパスの建物や植物のツアー、こどもコーナー、各種の展示や体験、福引き等に加え、大学によるライシャワー館などの施設オープンとエンパワーメントセンターの開設記念の集いがありました。どれも好評でした。

皆様のご協力により、同窓会の一大イベントが無事に終わったことを感謝申し上げます。

同窓会会長  山田純子


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