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母校創立98周年

2016年04月27日

 

はじめに、今回の熊本・大分大地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

一日も早い復興・復旧を願っております。

 

母校東京女子大学は、今年4月に創立98周年を迎えました。

創設のいきさつを同窓会70年史から引用抜粋します。

1910年6月、英国エディンバラで開かれた世界宣教大会で、日本にキリスト教主義の大学を建てる案が決議された。当初は男子の大学を目標にしたが、・・時代の要望でもあった女子の大学を設置することになった。・・

1912年12月に女子大学をつくるための促進委員会が米国に設けられ、・・・この促進委員会が、在米協力委員会となり、海外における後援団体の中心になった。・・・

いよいよ東京女子大学が開校したのは1918年4月のことであった。

まだ、恒久的な校舎はなく、東京府豊玉郡淀橋町角筈の仮校舎に 76名が全国から集まった。

 

このように創設には 欧米と日本のクリスチャンの方々の熱い思いがあったことを忘れてはならないと思います。

一方、新渡戸稲造初代学長は 開校にあたって

入学する者を悉く基督信者にするとか、教会に入ることを強制するとかの考えはないけれども、心持だけは基督の心持にしたい。己を犠牲にしても国のため、社会のため、人道のため、若しくは一家のために貢献する精神を奨励したい

と雑誌(『新女界』第10巻第1号1918年1月号)に寄せています。

 

同窓会70年史によりますと、創立後も、大変なご苦労があったようです。

特に資金面では、在米協力委員会の支援を受けながらも、同窓会・同窓生も母校のためにと、募金を呼びかけたり資金集めをしたりと 大変な奮闘をされていて、読んでいて心痛くなります。

 

現在の学生は、母校建学の経緯や新渡戸先生、安井てつ先生の女子教育への熱い思い・高い理想について学び、そして母校の記章にもなっている「犠牲と奉仕」の精神について 講義を受けるそうです。

 

在学中には、創立にかかわることをあまり知らずに、安易な学生生活を送ってしまった私ですが、

せめて今からでも、何か応えられるか、意識を持ちたいと思うのです。

 

*現在の東京都新宿区

同窓会副会長 平澤眞理子


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