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出会いと別れ

2012年10月31日

 9月5日、6日キリスト教センター主催の盛岡でのsummerリトリート(修養会)に参加しました。参加者は学長、引率教師5名、学生20名、同窓生(私と事務長)2名の計28名でした。 盛岡市先人記念館では新渡戸稲造生誕150年記念特別展が開催されており、学芸員の説明を聴きながら、教育者新渡戸稲造に思いを巡らせました。同窓会岩手支部長Kさんが生誕地の胸像、盛岡城跡公園の「われ太平洋の橋とならん」と刻まれた石碑等を案内してくださり、最後に訪れた与の字橋の胸像は、今まで目にした新渡戸稲造像とは全く違う温かな好々爺然としたもので、お孫様が「一番おじいちゃまらしい」とおっしゃったそうです。若い学生達との交わりの中、実り多い2日間でした。
 10月8日、私のヴァイオリン発表会がありました。本番前、出演者のTさんが「先日同窓会報が送られてきて見ていたら、貴女が載っていたのでびっくりしました。」とおっしゃられ、こちらも吃驚。1957年ご卒業の先輩でした。発表会では若い出演者が多い中、Tさんはバッハの無伴奏ソナタを見事に弾かれ、舞台で輝いておられました。思いがけない繋がりに喜びを感じると共に、10年後への新たな目標が出来ました。
10月13日、卒業後10年(2002年卒)の同窓生をキャンパスに招き、チャペルでの礼拝に始まり、昼食を学生ホールで、茶話会を同窓会館(72年館)でいたしました。110余名が集い、茶話会で現在の状況などをお聞きしました。皆歩む道は異なっていても、犠牲と奉仕の精神に基づいた教育を受け、Somethingが違う魅力的な女性となられ、同窓会の仲間としてとても嬉しい出会いでした。
 9月24日、恩師の根岸愛子東京女子大学名誉教授が87歳で帰天されました。40年間数理学科・女性学研究所等で研究・教育に携われ、ご退職後は、高山に咲く珍しい花の写真集や、「およそ真なること」という題の本を出版なさったり、聖歌隊で歌われたりと多方面でご活躍でした。2005年追分寮(この年に追分寮は閉寮)で開催した数専会(数理学科卒業生の同窓会)夏季研修会において、「心と体の衰えは止められない。無理をしないで、自然なやり方で、出来るだけなだらかな線で終わるようにしたい。夕暮れになっても光はある」と、お話しして下さったのを今でも鮮明に思い出します。「素敵な想い出をたくさん有難うございました。安らかにお眠り下さい」と、教会でお別れをいたしました。
                                                                                                                                                                        副会長  飯山良子

 


 写真左から 生誕地胸像、与の字橋胸像、およそ真なること


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