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<報告>11/11 長唄サロンコンサート

長唄サロンコンサート 「三味線よもやま話」

講師の稀音家六綾(きねやろくあや)(西澤明子)氏は、お年を感じさせないエネルギッシュな活動力と凛とした美しいお姿で、思わずスーパー先輩とお呼びしたくなる程です。

 

最初のお話の部では、三味線形成のルーツ、歴史から今日迄の三味線音楽のジャンルとその演奏形態についてお話しいただきました。三味線と長唄の形成の歴史が、日本の歴史的出来事や西欧の音楽史や演劇史の出来事と共に一目でわかる手作りの年表を使ってお話し下さり、興味深いものでした。それによると、中国から伝わった三味線は織田信長の誕生から本能寺の変の間に日本国内で発展していったとのことです。

 

次の実演の部では、まずそれぞれにわかりやすい曲の解説がありました。出演者は唄方の東音・野口悦至氏、三味線方の小輪瀬光代氏、ご指導をされている東大とICUの長唄研究会のメンバーでした。長唄は、名前のとおり本来は40分も続く長いものだそうですが、今回はいずれも一部だけの演奏でした。劇場型・お座敷型・屋外型の三味線演奏の三つをカバーしていただいた演目は以下のとおりです。

 

長唄      都鳥                    唄 東音・野口悦至      三味線 稀音家六綾   小輪瀬光代

 

長唄      胡蝶                    唄 東音・野口悦至      三味線 稀音家六綾    小輪瀬光代

 

長唄      聖母と軽業師     演奏      ICU・東大 長唄研究会

 

長唄      昔噺たぬき         唄 東音・野口悦至  東大長唄研究会     三味線 稀音家六綾 小輪瀬光代

                                                               

歌舞伎・黒みす音楽       演奏      出演者一同

 

長唄      神田祭                演奏      東大・ICU 長唄研究会

 

民謡      ソーラン節  東京音頭       演奏      出演者一同

             

実演最後の東京音頭では参加者全員で手拍子をして楽しく歌いました。

 

讃美歌が聞こえるアナトール・フランスの原作によるものや、現代日本を風刺する替え歌があったりと、今まで持っていた長唄のイメージが少し変わったような気がしました。また、お手伝いくださった学生の皆さんの演奏は、その真摯な姿や情熱に感心しました。

 

最後の質疑応答は、お茶とお菓子をいただきながら和やかにされました。

日本の素晴らしい伝統文化に触れたサロンコンサートでした。

       

                          企画委員会


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