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<報告>関西園遊会

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 2011年6月6日(月)関西園遊会が、高野山蓮華定院にて開かれました。

今年の関西園遊会は、東京女子大学創立100周年にむけた行事として企画され、105名の参加という大々的なものとなりました。

今回は、前日からの宿泊者が67名いらっしゃり、黒田杏子さん(61文心)のご指導による句会が前日の夕刻に無量光院にて開催されました。句会に参加なさらなかった方たちは阿字観という瞑想の勤行もあったそうです。6月6日(月)当日、前泊者の方たちには、早朝の勤行があり、ガイド付きの奥の院観光もありました。

 

関ヶ原の戦いの後、配流になった真田昌幸・幸村父子はここ蓮華定院にしばらく滞在した後、九度山へ移ったそうです。ですから、昌幸が秀吉から拝領した豊臣秀吉像、昌幸使用の南蛮鉄兜、幸村の焼酎を請う書状等、真田家ゆかりの寺宝が多いとのこと。真田家の菩提寺であり、真田信之と信政父子のお墓があります。

そのため、あちこちに真田家の紋である「六文銭」が見られます。そんな由緒ある寺院の大広間で、襖絵や床の間、欄間の素晴らしさに圧倒されながら、お食事をいただきました。給仕をしてくれたのは高野山高校、大学などで学びながら修行中の青年たち。爽やかです。お食事中に、大奥様である添田清美さん(41文英)のお話を拝聴しました。大正9年生まれの添田さんのお話は、生きた昭和史。

私たちが教科書で習った2·26事件の頃に大学生になったこと、戦争中は「どうして敵国語を勉強したのだ?」と非難されたのに、戦後は「英語を学んでおいてよかったね」と言われたこと。経典の英訳を頼まれたりしたこと。また、宿坊が戦時中は予科練の寮になっていたこと。高野山の女人禁制が解けたのは廃仏毀釈がきっかけだったこと、などなど、美味しいお食事をいただきながら、添田さんの半生と高野山の歴史の両方を興味深く拝聴しました。その後、大学で教えていらっしゃる、ご住職の添田隆昭氏が授業からお戻りになり、ご挨拶くださいました。また、添田清美さんには、截金家の中埜朗子さん(80文英)作のブローチを記念品として贈呈いたしました。

他にも、京都支部の田中泰子さん(61文英)から、画家の脇田和氏が描かれた女子大のチャペルと本館のデッサンのコピーを全員分頂戴しました。また、当日、創立100周年に向けての募金箱を設置したところ、50881円が集まり、同窓会にお渡ししました。 


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