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<報告> 11/20 臨地講座 「富岡製糸場と紅葉の楽山園」

大先輩から、比較的若い同窓生まで総勢47名の参加者を乗せたバスは、ビル風の冷たい新宿西口からほぼ予定どおりに出発しました。

 

バスガイドさんの名調子を聞きながら、バスは快適に走り、途中高坂サービスエリアで休憩。晴天に恵まれた車窓からは秩父の山々、榛名山、赤城山、妙義山などきれいに眺められました。富岡インターで降り、予定の仲町駐車場に到着。両側にはお土産屋さんが並び団体客で混み合う道を、世界遺産の富岡製糸場入口まで歩きました。

 

入口ではオレンジ色の解説員の上着を着た同窓生の神保さんが待っていました。元群馬支部長の神保さんは、長年富岡製糸場のボランティアガイドとして活躍されています。彼女の素晴らしい解説で場内を案内していただきました。

 

最初に東置繭所を外から見学しました。木骨煉瓦造の長い2階建の建物で、2階に乾燥させた繭を貯蔵していました。西置繭所と共に製糸場で使う1年分の繭を貯蔵していました。煉瓦は当時、近くの甘楽町で生産され、フランス積みという方法で積まれました。その繊細な組み方に驚きました。

 

フランス人のブリュナ氏などによる指導の下、明治初期の殖産興業を進めた政府により、輸出の要の生糸の大量生産と品質向上がここで進められていったのです。そしてここで働いて技術を習得した女性たちはその後、各地で指導者として活躍しました。

 

国宝の大きな建物、操糸所は繭から生糸を取る作業が行なわれていた所です。建物の内部の柱のないトラス構造に驚きました。採光のための大きなガラス窓があり、屋根には繭を煮る蒸気を逃すための蒸気抜きが設けられるなど工夫が凝らされていました。

 

創業当初から片倉工業の時代に到るまで常に診療所があり続けたことにも感心し、また、工女たちの夜間学校も開かれていました。企業内教育の先駆けだそうです。

 

次に復元工事中の西置繭所の屋根を見学しました。これは工事中の今しか見学できません。丁寧にそして慎重に復元作業が行われていました。

 

製糸場の見学終了後、昼食の会場の「ときわ荘」へ向かいました。「ときわ荘」は、登録有形文化財に指定されている昭和初期の和風建築です。昼食を取りながら、神保さんには参加者の多岐にわたる質問に丁寧に答えていただきました。

 

次に楽山園に向かいました。楽山園は京都の桂離宮と同じ特色を持った借景庭園です。ガイドさんのお話を聞き、梅の茶屋から庭園の全景を眺め、池の周りを巡りました。

 

最後にこんにゃくパークに寄りました。こんにゃく料理の多さに驚き、また買い物も楽しみました。

 

帰路、東京に近づく夕方の渋滞に巻き込まれましたが、ほぼ予定どおりに無事に戻りました。

 

楽しく収穫の多かった臨地講座となりました。

 

                       (企画委員会 担当者)


  富岡製糸場1.JPG  富岡製糸場2.JPG  

  楽山園.JPG


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